About Ethics.
木々と遊び、自然と融合する。
Play with the tree, and merge with nature.
Ethics(エシックス)はトップウォーター専用プラグを奈良で育った木々からハンドカービングで削りだし加工して制作してるハンドメイドルアーブランドです。
自然から生まれたモノと自然の中で遊ぶ事で、自然の雄大さ、大切さを身体で感じ、自分も自然の循環の一部としていきている事を再認識する。
この美しい地球(フィールド)を大切にしたいという気持ちや自然と向き合う倫理観を育み繋ぐ。
なぜ木なのか?
Why trees?
Ethics(エシックス)で扱うルアーは山林を育てる過程で間伐や伐採からでた木材をや端材を利用してルアー製作をしています。
山林は日本の国土の約70%を満たしている。その内40%ほどの人工林は、戦後の木材需要などの影響で多くの杉や檜のような針葉樹に植えられています。
人口減少や高齢化、継承者不足などの理由でそれらの山林は次第に荒れていきます。
同時に1年中、大地に影を落とす針葉樹は、太陽を遮り他の植物や生物達の成長や生存を脅かしています。
さらに土中環境が悪化していき、土砂崩れが起きやすくなったり災害も多くなる。
加えて、これ以上に山林が水を蓄えられなくなったら近い未来に綺麗な水へのアクセスさえ難しくなるかもしれません。
いま私たちが釣りをしている、川や池や湖も全部"生きた山林"の恩恵である。
私たちが生きる現代から未来へ向けて山林を新しく育て始めることが、未来の人類の希望になるはずだ。
だからこそ、Ethics(エシックス)のトップウォータールアーは、フィッシングを通じて自然の大切さやフィールドに対するリスペクトの気持ちを規範として持ち続けられるように山を育てる過程で得た木々を使用しています。
斧とナイフで創る
Crafted by axe & knife.
Ethics(エシックス)のルアーを製作する時、山林から切り出された丸太をノコギリで適当な長さに切り、手斧ではつり成形していく。
細かいシェイプの削り込みはナイフで行う。こうして創られたものがEthics(エシックス)のハンドメイドルアーである。
ハンドメイドというと聞こえはいいが、実際作るとなると時間も手間もかかる。何故ハンドメイドなのか?
答えは可能な限りCO2排出量を抑える為。伐採の時や運搬にはエネルギーを使用してしまうので完全なCO2排出量ゼロは難しいが、極力電気やその他エネルギーを使わず手作業で創ることで、環境負荷をかけすぎないEthics(エシックス)のスタイルを貫いています。
塗装も極力シンプル(水性アクリル塗装のみ)に行うことで環境負荷を可能な限り削減して、自然を尊重しながら釣りができるようにハンドメイドにこだわっています。
木材について
About wood material.
Ethics(エシックス)のルアーに使用する木材は主に奈良県の山林で育った檜(ヒノキ)で作製して
います。
檜は水耐性も高くなおかつハンドカーヴィングを行うのに適度な硬さであることが理由。
檜風呂で知られるように、水に強い特性は檜の特徴である。栗などの広葉樹の木材に比べれば
やわらかい材質になるが、丁寧に削り出し、リグ組みされたルアーは40cmアップのランカーサイズ
のブラックバスとのやりとりも十分にできます。
(実際に50cmアップが釣れたら50cmアップに変更致します。)
次第に経年変化もあわさって傷ついたり、へこんだり、変色もしますが、それはEthics(エシックス)のウッドルアーとアングラーがそれだけの時間を共にした証。
必要であれば、再度表面をナイフやヤスリで削り、綺麗に加工し直せばまた新しいルアーとして生まれ変わります。
人類の知恵と自然との調和の中で釣りを楽しんでください。
ルアービルダーについて
About lure builder.
奈良在住のShinshi Suimei(シンシ スイメイ)が創っています。
奈良市内でコーヒー屋を営みながら奈良の壮大で豪快な自然に魅了されて、その中で釣りをすることに喜びを感じます。
この美しい世界を孫の孫の世代にも残したい、むしろもっと美しい形で残して繋いでいきたいと思い、
ウッドルアーを通じてより善い山林作りを目指しています。
釣りには必ずコーヒーを淹れて持参します。